早稲田大学ビジネススクール 講義シリーズ

消費者心理の視点から学ぶマーケティング基礎

メッセージ

マーケティングはビジネスにおいて知っておくべき必須の知識です。またデジタルマーケティングの急速な進化、顧客の志向の複雑化かつ多様化などの変化にともなう知識を更新し続ける必要があります。先人たちが築き上げたマーケティングの知識を基盤として習得し、そのうえでアップデートとリバイズを繰り返すことで初めて、自社製品・サービスの真の開発・販促につながります。
この講座では早稲田大学ビジネススクールで教鞭をとる講師が、マーケティングの基礎知識と時代や技術の刷新とともに変化する新しいマーケティングの方向性・手法を、分かりやすく解説します。早稲田大学MBAの学びのエッセンスをぜひ体験してください。
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講師

澁谷 覚

澁谷 覚

早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール) 教授

マーケティング、消費者行動、特に消費者間のCtoCコミュニケーションや影響関係を専門とする。東京大学法学部卒業、慶應義塾大学修士・博士。MBA・博士(経営学)。東京電力、東北大学教授、学習院大学教授、レンヌ第一大学客員教授等を歴任。日本消費者行動研究学会会長、商業学会『JSMDレビュー』編集長、マーケティング学会『マーケティングジャーナル』 副編集長等を歴任。

学習内容

  • セグメントとは何か、どのように考えるべきか
  • ポジショニングへの誤った認識と本来の概念
  • 成長期と拡大期におけるブランドの成長プロセス
  • 近年のデジタル・マーケティングの前提となる消費者間(CtoC)コミュニケーションのさまざまなタイプの特性
  • 4つの段階におけるプロダクト・マネジメントと普及理論
  • プライス・マネジメントが経営に及ぼす影響
  • 流通チャネル・マネジメントの基礎知識と顧客満足の構造

学習対象者

  • マーケティング部門の新任担当者
  • マーケティングを業務に活かしたいビジネスパーソン
  • マーケティングの知識をアップデートしたいビジネスパーソン

学習できるスキル(1)

ビジネススキル(1)

  • ManagerskillInfo.skillDetailName

    マーケティング

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3つの特徴

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  • 3

    購入した講座は期間の定めなく視聴可能

    何度でも学習できる。メモ機能やワード検索機能も多数

  • セグメンテーション
  • ポジショニング
  • ブランド力
  • 7
  • 4時間37分
  • 学習証明バッジ
  • 発売日2023/6/5
  • 作成者日経ビジネススクール

チャプター一覧(7本)

無料サンプルを見る

  • 1. セグメント 1. セグメント0:52:45セグメントとは何かについて、基本的な事項を確認する。その上でバイロン・シャープの著書にもとづいて、近年のセグメントに関する議論をフォローし、ブランド間における顧客の類似性や重複性がしばしば見られるという事実を確認した上で、現実のセグメントとはどのように考えるべきかについて学ぶ。
  • 3. ブランドの成長プロセス 3. ブランドの成長プロセス0:25:35ブランドの成長プロセスを成長初期と拡大期に大きく分けた上で、それぞれの時期に適切なブランドの成長戦略を学ぶ。
  • 4. デジタル・マーケティング 4. デジタル・マーケティング0:45:04近年のデジタルマーケティングの1つの特徴は、消費者間のCtoCのコミュニケーションを前提としていることである。本チャプターではこのような問題意識に立脚し、CtoCコミュニケーションのさまざまなタイプの特性について学び、その上でどのようにマーケティングを行うべきかの基本について議論する。
  • 5. プロダクト・マネジメントと普及理論 5. プロダクト・マネジメントと普及理論0:32:40普及理論の成り立ちや基本について学び、導入期、成長期、成熟期、衰退期の各段階において適切なマーケティング戦略について議論する。
  • 6. プライス・マネジメント 6. プライス・マネジメント0:43:36適切なプライス・マネジメントを行うことが経営に及ぼす影響について、企業の全体レベル、取引レベル、消費者行動レベルの各レベルにおいて議論する。特に消費者行動レベルでは、製品の導入期における価格設定の影響、および価格と売上げの関係においてしばしば見られる低価格感度領域について学ぶ。
  • 7. 流通チャネル・マネジメントの基礎 顧客満足の構造 7. 流通チャネル・マネジメントの基礎 顧客満足の構造0:40:45流通チャネル・メンバーを構成するメーカー、卸、小売りの各特性やパワーの源泉について議論し、それぞれがどのようにして流通チャネルをコントロールしようと試みてきたかについて学ぶ。またこのチャプターでは顧客満足の基本についても議論する。