The mounting debts have been preying on my mind.
(負債が増えていることが、私はずっと気にかかっています)
Vocab Aid:
mounting debt(s) (積る借金)
「あなたを待てば雨が降る/濡れて来ぬかと気にかかる」。名曲『有楽町で逢いましょう』の一節です。急に雨になって、待ち合わせている彼女が途中で濡れてしまわないかと心配になる――。この意味での「気にかかる」の英語表現はいくらでもありますが、今日はその中からprey on ~'s mind(~の心を悩ませる)をひとつ。preyには「恒常的に苦悩をあたえる」(cause constant distress)の意味があります。それがここでのprey onで、上の「濡れて来ぬかと……」の部分をこのフレーズで表現してみると、こうなります。The thought of her getting soaked preys on my mind. (彼女がずぶ濡れになるかも知れないという思いが、私の心を悩ませる)。
How to use:
- Why is Jane so down in the mouth these days?
- I'm not sure. Maybe her son's problem at school is preying on her mind.
- どうしてジェーンは最近あんなに落ちこんでるの?
- よくは知らないけど、学校での息子の問題が気にかかってるんでしょう。
Further Study:
気にかかることがあると、人は眠れなくなります。万国共通の現象ですから、英語国民だって心配ごとがあると、夜はまんじりとも出来なくなる。これを英語ではlose sleep over ~(~のことで眠りを失う)と言います。「心配で夜も眠れない」という意味ですから、そのものずばりの表現ですね。否定文で使われることが多いフレーズ。一方、人は嬉しすぎても眠れなくなることがある。子供のころ、遠足に行く前の夜はよく寝られなかったことを思いだします。こっちの方は(be) too thrilled to sleep(興奮しすぎて眠れない)と作文しておきます。
It's just office gossip. Don't lose sleep over it.
(会社でよくある、ただの噂話だよ。そんなことでくよくよするな)
Thinking about the excursion today, I got too thrilled to sleep last night.
(今日の遠足のことを考えていたら、夕べは興奮して寝られなかった)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)