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Phrase of the Day

踏んだり蹴ったり(の目に遭わせる) add insult to injury

Jane ditched me and to add insult to injury, she dished the dirt on me.
(ジェーンにソデにされた上にあることないことと言いふらされて、おれは踏んだり蹴ったりだよ)

Vocab Aid:
ditch(捨てる) dish the dirt on ~(~の噂をまき散らす)

 英語でadd insult to injury(傷に加えるに侮辱)と言えば、すでにひどい目に遭っている人やモノに、さらにひどい目に遭わせることの比喩。我々が言うところの「踏んだり蹴ったり」ですね。文型からいくと、基本的には「踏んだり蹴ったりの目に遭わせる」ですが、文脈次第で「(そんな目に)遭う」「遭わされる」と訳せます。フレーズの由来についてはこんな話があります。髪の毛のない人が、飛んできたアブに頭を噛まれる。「ウヌ!」とその人は己が頭を思いきり叩きますが、アブは逃げて空中から悪態を吐きます。「痛いわ逃げられるわ、踏んだり蹴ったりだな」――。これがこの慣用句の出どころだそうです。

How to use:

  1. First, he lost his job, and next, the bank foreclosed on his house.
  2. That’s adding insult to injury.
  1. 彼は失職したと思ったら、今度は銀行に家を差し押さえられた。
  2. もう踏んだり蹴ったりね。

Further Study:

 転んでひざ小僧をすりむいたところに塩をすり込んだら痛いのなんの。子どものころ、友だちのアドバイスに従ったらひどい目に遭いました。まさに、これが英語で言うrub salt in a/the wound(傷口に塩をすり込む)。表題のadd insult to injury同様、これもすでにひどい目に遭っている人やモノを、さらに追い込むことの比喩になります。日本語訳は表題のままでもいいし、「泣きっ面に蜂」にしてもいいですね。

Failing the exam is bad enough. Seeing others being glad passing it rubs salt in a/the wound.
(試験に失敗したうえに、受かった人たちが喜ぶさまを見るのは泣きっ面に蜂です)

Bob feels distressed already. Don’t rub salt in a/the wound by telling him there will be no raise for him.
(ボブはもう落ち込んでるんだ。彼に昇給はないことを伝えて、踏んだり蹴ったりの思いをさせることはない)

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